ぽかぽか桜も満開なこの季節、いかがお過ごしですか。
幸田商店のある茨城県ひたちなか市にも、春がやってまいりました。
また新たなる冒険。“芋伏せ”の季節です。
※芋伏せとは、昨年度収穫した形状の良い・病害虫害のないサツマイモ(こちらで‘種芋’と言います。)を使って、移植用の苗を育成することです。
さつまいもの自社栽培が3年目に突入し、環境も大きく変わってきました。
まずは新調したビニールハウス…!!
昨年に建てられた1棟は2月の強風に飛ばされてしまったので。。
今年はもっと丈夫な2棟が建ちました。^^
いよいよ農業へ力が入ってきたな~という感じがします!
ぴかぴかのビニールハウスが誕生しました^^
しかも今度は窓開閉ハンドル付き!
換気が簡単にスムーズにできます…!
いちいち手でビニールを持ち上げていたあの頃が懐かしい…(´∀`)
ハンドル回せば全開閉が可能!便利です~^^*
さて、芋伏せといえば昨年もお伝えしましたが、今回はちょっと詳しくお伝えしていこうと思います。ただ種イモを埋めれば良いわけではないんです~
まずは、芽が出やすい環境を作ること。
雑草や病害虫などを防ぐため、石灰チッソという、土壌消毒&肥料になるものを土に混ぜます。それから7~10日寝かせて、消毒成分が分解されたら
肥料をまき、トラクターで掘ってまぜます。
そしてその土をならして、ようやく種イモ達のベットができあがります。
時間がかかりますね(@@;
種イモのベットができました。
そしてようやく、“芋伏せ”が始まります。
今年はなんと「種イモ」も自社もの!
いよいよ本格的一貫生産!!という感じです^^
とっておいた種イモ。元気に冬を越しました。
方向が決まっています。
ところで皆さん、お芋には「頭」と「おしり」がある事をご存じですか?
上の写真で指さしているのが「頭」の部分。
お芋の“つる”が付いていた所です。そして根っこの方が「おしり」。
たくさんの種イモ達は、同じ方向をむけて並べられます。
こうしないと、キレイに苗がとれないんですって。
お行儀よく並んでますね^^
キレイに並んだ種イモ達。水をあげたら土のお布団をかけます。
ワラのお布団。ふかふかです^^
お水をたっぷり飲ませて・・・
そして土とワラのお布団をふんわりかけて、気温によってビニールをかけたりはずしたり…
カワイイ芽が出てくるまで、根気よく毎日調整します。
生命あふれるこの季節。それを育む大地に感謝!!
次回はカワイイ苗達をお伝えしたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします(∨_∨*)
幸田商店でした。