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(株)幸田商店は茨城県ひたちなか市の干し芋(ほしいも)、きな粉などを製造する企業です。

ほしいも屋 幸田商店 ブログBLOG

2010年6月23日

苗たちの引越し(後編)

とうとう梅雨に入ってしまいましたね。
じめじめしてまだ温度差もあり、半袖にしようか迷います。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて若干寒い畑では、カワイイ苗たちのためにベット作りが行われています。
遮るものが何もありません

とうとう梅雨に入ってしまいましたね。

じめじめしてまだ温度差もあり、半袖にしようか迷います。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて若干寒い畑では、カワイイ苗たちのためにベット作りが行われています。

遮るものが何もありませんからね!風が冷たいです(><;)

でも、苗たちが元気にお引越しするため、がんばっちゃいますよ♪

10.6.001

広い畑に連れてってあげるからね。

でもその前に。

苗たちを切り取ってからすぐに植えられると思いませんか?

実は苗たちはすぐに植えても、元気に育たないのです。

元気に育つためには、少しの試練を乗り越えねばなりません…

苗たちは切ってから3日~7日以内で畑に植えます。

切りたては切口から病気が入りやすく、7日以上経つと枯れてしまうのです。

3日経った頃から切口が乾いて病気が入りにくくなり、

根っこが出てきて(生命の神秘ですね^^*)、土に根付きやすくなるのです。

苗たちには少し耐えて頂いてから…お引越し。

では、準備のできた苗たちから植えていきましょうか。

畑に移動します^^

10.6.002

またまたトラクター参上!

今度はごっつい機械が付いています(@@)

トラクターは万能ですね♪

今から“畝立て(うねたて)”を始めますよ!^^

畝(うね)とは、作物を植えつけたり種をまいたりするため、畑の土を幾筋も平行に盛り上げたものです。

つまり、苗たちのベットを作るのです^^

10.6.003

後ろで山さんが、畝の出来具合をチェックしてます

トラクターの前に付いているごっついパイプからは、苗たちのベットの為に

必要なものが出てきます。

肥料や殺虫剤(芋に悪さするハリガネムシやコガネムシ退治のため)を混ぜて出し、同時に土もまとめやすくするという優れもの。

そしてトラクターの後ろでは、またもや高効率な装置が稼働していますっ!

10.6.004

この装置のお陰ですぐに苗たちが植えられる状態に…!

この装置は、
・土をほぐしてフワフワにし盛り上げる
・形を整える
・苗を植えるための穴をあける
という作業をなんと、トラクターが進むだけでこなしてしまいます。
う~ん素敵ですね~(´∀`*)笑
10.6.005

どんどん畝を作っていきます
装置も素敵ですが、これを扱うのはやはり人間!
畝が曲がらないようにするのも技術が要ります。
この機械を造ったのも、人ですものね。
畝が出来てきたら、次はホントの人力。
苗植えが始まります。
10.6.006

1本1本ていねいに、愛情込めて植えていきます^^
苗植えには3つのポイントがあります。
1.苗は下から3節目まで、きちんと土に入れる
苗は7節くらいで切り取ることは、前回お伝えしました。
それは、下から3節目までが「根っこの出る部分」となるからだったのです!
驚きました(°°;)
植えた後、葉として成長する部分と根っことして成長する部分…
このバランスから節数を導き出したのは、まさしく人の知恵ですね。
根っこが出る3節目までは確実に植えましょう。
2.苗は畝に対してナナメに植える
これは畝に、苗が根付きやすくするためです。
垂直に植えるより、土に接する面積が増えますものね♪
3.植えたら根元に土をかぶせ、きちんと押さえる
これも畝に根付きやすくする為^^
このひと手間が重要なのです。
これらを実践して、中腰でもくもくと作業…
容赦なく照りつける日差しと、吹きつける風の中で作業は進んでいきます。
頭が下がりますね。。
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黙々と…
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黙々と…。
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15時には休憩♪^^
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今日も苗たちの引越し作業は続いています
いよいよ畑デビューを果たした苗たち。
元気に育ってくれることを祈ります。
幸田商店でした。

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