4月に入っても寒い雨の日が続き、苗たちのことが心配でしたが
最近やっと暖かくなってきて、ほっとしています。
茨城県ひたちなか市にある当社では先日、「ほしいも一貫生産」に向けて
苗作りを始めました。
ぽかぽか陽気に誘われてイモの苗たちが顔を出す前に、
ふかふかのベッドを作っておかなければ…
ここで言う “ベッド” とは、冬の間にかたくなった畑の土を掘り起こし、
やわらかくしたものです。
土がかたいと、途中で根が裂けてしまう「裂根」(れっこん)を引き起こし、
ほしいも作りに使えないイモばかりになってしまうのです。
また農業では土づくりが大事です。
掘り起こす前に、土をアルカリ性にする「消石灰」というものをまきます。
日本は火山国であるためにもともと酸性土壌の土地が多く、
高度経済成長期には、化成肥料の全盛期でした。(化成肥料は強酸性!)
苗たちが丈夫に健やかに育つためには、必要な作業なのです。
苗たちの健やかな成長を願って消石灰をまきます
トラクター(ロータリー)で畑を耕します
苗たちのベッドが出来上がりました(鳥たちもついて来ている^^)
これから、どんどん暖かくなってきますね。
苗たちの成長を一緒に見守る、皆様からのコメントも頂ければ幸いです^^
冬に向けて、美味しい「ほしいも」が作れるよう
社員一同、心を込めてがんばっていきます!